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続いて現れるのは「碓氷湖」です。周囲2㎞ほどの小さな湖です。静かな湖に似合わない朱色の派手な橋が架かっています。多分・・・周囲が紅葉すれば溶け込むのでしょうが、まだ枯れ木の間は何だかなぁ・・・。周りには桜の木が植えられていて、満開の頃にはきっと美しいでしょうねぇ。

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碓氷湖には「坂本ダム」があります。これも小さなダムで、発電用ではなく流水の調整ダムなのだそうです。左の奥に映っているログハウスは立派な管理事務所。こんなところにもお金を掛けるのですねぇ???

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秋の夕日に~♪ 照る山紅葉~♪ そう、日本人なら誰でも知っている高野辰之作詩の「紅葉」・・・。実は詩の舞台となっているのが碓氷峠の熊ノ平駅近辺と言われているのです。高野辰之は長野県の出身で、東京と郷里の長野県を行き来する際にはこの信越本線を利用していたのです。今回のウォーキングでは紅葉の新緑をご覧いただけることと思いますが、このあたりは紅葉の名所なのです。きっと車窓から目にした風景を詩にされたのでしょうね。

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到着しました「ねがね橋」!写真ではその大きさやレンガの芸術的な美しさなどがお伝えできずに残念・・・。

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下から見上げたところ。逆光でこちらも上手く撮れず・・・。

正式には「碓氷第三橋梁」と言います。長さは約91m、高さは何と約31m、碓氷線最大のレンガのアーチ橋です。明治25年4月から基礎工事を始め、9月25日に橋脚が完成。明治25年12月に竣工。明治26年4月に碓氷線が開業されます。スゴイ早さですね!!!そして・・・昭和38年までここを列車が走っていたのです。

当初は橋脚が細かったのですが、地震によりひび割れがあり明治27年に補強され現在の姿になったそうです。

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橋梁の上はこーんな感じ。ここを列車が走っていたのですね。トンネルから抜け景色が見える大事な一瞬だったことでしょう。

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え~~~!!!ここでも熊ですか?ウォーキングの時にはいつも熊よけ鈴を持って歩くのですが、こんな整備されたところにも・・・。前回の中仙道には熊よけの鐘が何カ所も設置されていましたものね。

トンネルの中で鈴が鳴ると響くのでしまって置いたのですが、この張り紙を見て鈴を取り出します(笑)やっぱり熊とは遭遇したくありませんからね。

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そして、こーんな張り紙も・・・。実は今回の下見でサルには遭遇しました。ひなたぼっこしていまして、私が近づいていったら逃げていきました。仲間だと思われずによかったです(笑)本番は5月なので、山ヒルやスズメバチの心配は無いでしょう。そう、自然の中にお邪魔させて頂くと言うことを肝に銘じておかないといけませんね。

山ヒルを調べてみました・・・写真がパソコンの画面に表示されたとたんに、机から飛び退きました・・・気持ち悪い!!!

私がヒルだと思っていたのは「コウガイビル」ヒルとつきますが、血を吸うヒルとは別物だったのですね。たかがヒル・・・ですが、勉強になりました。

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第10トンネルからスタートし、第6トンネルまで来ました。今回のコースで一番長いトンネル546m。曲がりくねったトンネルは出口が見えず歩いていてもちょっと不安になるくらい。

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途中にあるのは、長いトンネル故「排煙窓」(蓋をされていますが)・・・横川から上ってきた汽車はこの難所を通ったのですね。乗客はもちろん、機関車のすぐそばにいる運転手たちは命がけのことだったでしょう。

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こちらはトンネルの横側に開いている排煙窓。暗いトンネルの中で灯り取りにもなっていて、ちょっと安心する区間です。すぐに暗くなるのですが・・・。それにしても、当時よくもこの曲がりくねったトンネルを作れたものですね。どのような測量技術があったかは分かりませんが、素晴らしい!!!

ウォーキング下見⑤

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昨日の武川町、真原の桜並木・・・満開です!もう少し桜がしっかり見えるように写せば良いのに・・・人に撮ってもらって文句を言うのも何ですが・・・。昨日・今日と八ヶ岳はとっても暖かく、きっと一気にいろいろな花が開いてくることと思います。やっと百花繚乱の季節が到来です♪

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こちらは「第五橋梁」そうなんです横川駅に向かっては上り路線になるので、トンネルも橋梁も数字は若くなっていきます。

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こちらは「第四橋梁」ん~~~だんだん橋梁の半円が小さくなっていきます。めがね橋大丈夫か???一抹の不安が・・・。でも、この頃には雪は止んできたので一安心!

ウォーキング下見④

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写真は今朝のいずみ小学校の校庭です!桜が満開!今日はぽかぽかと言うが車に乗っていると暑いくらいの陽気となっている八ヶ岳です。今年は短い春になりそうな予感・・・。

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第10トンネルを抜け、次々とトンネルが続きます。ここに鉄道を通すのは本当に大変な工事たった事でしょう。トンネル内の待避所は岩盤が剥き出しになっている箇所が沢山あり、掘削の苦労が忍ばれるとこでもあります。

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熊ノ平から初めての橋梁・・・「第六橋梁」です。小さな橋梁ですが、レンガ造りの見事なアーチです。当時は汽車しか通らず、誰の目にも触れないであろう細かいところまで美しく作ってあり、職人の気概が感じられます。めがね橋が楽しみ♪

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熊ノ平駅到着!かつてのプラットフォームが悲しげに残っています。お天気が悪いこともあり、余計に悲しげに映るのです。

熊ノ平駅は乗客の乗り降りはほとんど無く、上り線と下り線のすれ違いのため。そして、蒸気機関車への給水・給炭のために設置されました。

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昭和41年に複線化されたため、上下線で二つのトンネルがあります。写真の方向は軽井沢方面なのですが、ここから軽井沢方面へは入れないようになっています。残念!

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熊ノ平駅から横川駅方面へは下りとなります。初めに通るのが第十トンネル。良ーく見ると煤煙によりトンネルの天井はすすけています。写真に写るトンネル内の白いものは・・・そう「雪」!熊ノ平駅に着いた頃からなにやら白いものが空から落ちてきたのです。防寒装備はバッチリですが、よりによって雪ですかぁ???気を落とさずに歩を進めることとしましょう!

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国道18号を進み。軽井沢駅に立ち寄ってみましたが、バスでゆっくりトイレ休憩できる感じではなく・・・残念。そのまま18号を進むと、もうすぐに群馬県に突入!碓氷峠の頂上、標高約960mから一気にくねくね道を下ります。こちらを通る18号は旧道のため交通量は少ないのです。坂を下り始めたら道路にも雪が残っていて・・・スタッドレスで来て良かったー!

標高約679mの熊ノ平駐車場に到着!県境からは10分ほど下ります。

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熊ノ平駐車場はバス停にもなっています。ここに車を置くので帰りにバスを使えると良いのですが、写真で見えるでしょうか?何とここを通るバスは一年で4パターンのみ・・・。夏と秋の極わずかな間しか通らないのです。ガーン・・・帰りは歩きか・・・しかも登り(涙)

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今回のコース唯一の登りがスタートに待っています。熊ノ平駐車場から熊ノ平駅まではこの階段を上らないといけません。一段一段は低いので頑張りましょう!さて、いよいよ歩き始めです!

 

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